アツギ・新規シューアッパー事業の進展に関するお知らせ・

アツギ株式会社(本社:神奈川県海老名市、代表取締役社長:工藤洋志)は、イタリアの靴下編み機製造最大手ロナティ社( LONATI S.p.A. 、本社:イタリア共和国ロンバルディア州ブレシア 代表取締役社長:エトレ・ロナティ氏)とユニオン工業株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:永田達也氏)の協力を得て、今年 4 月に アツギにとって初となるシューアッパーの開発着手を発表 したが、この事業化を視野に入れて進展させることになったと新たに公表した。その事業化を目指すにあたり、同社はシューアッパー用丸編み機を供給するロナティ社と技術提携することで基本合意した。その提携内容は 、世界最大規模の国際繊維機械展示会 ITMA (イトマ 2019 (スペイン・バルセロナ市開催)のロナティ社展示 ブース内で6 月 21 日に両社社長会見で発表する予定。


既存のニットシューアッパーとの違い
従来のニットシューズのアッパー部分は、横編み機で平面の編み生地を作り、これを裁断してミシンで縫い合わせる製法で作られています。これに対してロナティ DC88XS は、靴下編み機と同じ丸編み機の機構を持ち、生地を初めから靴下の形に編むため、
①シーム(縫い目)がなく、②足の形状に沿った立体型の着用感に優れたシューアッパーが完成します。シーム部が足に当たることが
なく、足首部を中心に足を包み込む様な快適な履き心地が得られます。この製法は、生地の無駄が発生しないこと、縫製工程が不要なので生産効率が良いこと、裁断縫製作業が困難な小さなニットシューズ(子供用など)でも容易に製造できることなど、生産上の優位性を併せ持っています。
一方で、DC88XSでは、シューアッパーに適した生地を編むために、従来の靴下編み機では使用できない太い糸を使用することが可能です。シューズに適した厚み・弾力・丈夫さを備えた組織を編成することが出来ます。アツギは、ダブルシリンダー丸編み機を駆使できる企業が希少であることを強みとして、アツギならでは・靴下編み機ならではのオリジナリティを追求し、既存のニットシューズとの差別化を図ります。

アツギの商品開発の方向性

DC88XSの特長と、アツギの技術力、具体的にはダブルシリンダー機に適した素材選定・機械の調整・デザイン・柄図データ開発等のテクニックを組み合わせることで、ニットシューアッパーとしては特徴的な、凹凸感のある様々な柄(リンクス柄・ジャカード柄など)を編みこむことが出来ます。
これらの表現の幅によって、完成品となるシューズのデザインの可能性は大きく広がっています。当初から想定されていた、ソックスのように軽くてフィット感に優れ、着脱しやすいイージーウエアリングシューズはもちろん、多彩な色・柄を使用し柄タイツを想起させるアツギならではのファッションシューズも、現時点で開発の方向性の主軸となっています。


ロナティ社との技術提携について/両社社長会見の開催、事業化に伴い、ロナティ社との技術提携が決定しました。技術提携内容は、下記の通り開催予定の、両社社長会見にて発表いたします。
会見日時:スペイン時間2019年6月21日(金)午後3時~
会見場所:ITMA 2019 ロナティ社展示ブース(H8.0-C201)内
ロナティ社について
会社名:LONATI S.p.A.  https://www.lonati.com/
所在地:イタリア共和国ロンバルディア州ブレシア
資本金:7,425万ユーロ(2019年5月1日現在)
代表者:エトレ・ロナティ氏(ETTORE LONATI, President)
事業概要:靴下用丸編み機を主とする繊維機械の製造・販売
設立:1945年

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る