アイリン秋冬/紳士肌着はスポーツ系合繊インナーに特化・「アクロステージ」に品番集約/婦人肌着は防寒に頼らず

インナーメーカーアイリン(名古屋市本社)は①品番の集約化、②ブランドインナーの拡大、③紳士肌着はスポーツ系合繊インナーに特化、④婦人肌着は防寒に頼らないなど、従来の企画方針から一遍し新たな方針で秋冬に臨んでいる。

 

 

 

 

 

紳士の秋冬インナー事業は、品番数を約25%ほど削減した。それにあわせて従来の秋冬綿インナーは全廃しスポーツ系合繊インナーに集約したオリジナルブランド「アクロス」とライセンスブランドの強化を打ち出している。価格は本体価格980円から1280円で、特徴は紳士肌着をスポーツテイスト中心の合繊インナーに特化したこと。
その背景には、様々な企画商品がある中で、中途半端なものを止めて明確な打ち出しができるものを中心に展開するようにしたこと。前シーズンは市場全体で紳士肌着が特に苦戦したが、今年の冬も暖冬傾向は変わらないと見て対策を講じたもの。
婦人肌着は前シーズンの厳しい市況のなかで比較的善戦したことを受けて、引き続き冬物に頼らずファッションをメインにした展開を考えている。秋のスタートや春先などシーズン当初から売れて、後半まで比較的長く売れる商材として綿から合繊素材まで幅広いデザインで対応する。デザイン重視する婦人肌着は小ロット短サイクルで店頭投入し、得意先と互いにロスのない取り組みを実施し歓迎されている。この春の2、3月は出だしも好調なスタートを切っている。
ブランドインナーは好調な「ルコック」、安定して売れている「ヤマモトカンサイ」、婦人肌着で好調な「ライザップ」などを中心に取り組む。また、この春夏からスタートした女優・歌手・モデルの観月ありさがプロデュースする婦人インナーの取り組みも進んでおり期待できる。
この秋は10月の消費税増税があり、その前後で消費性向が分かれると見られるだけに、その対策が急がれる。商品企画部部長の前田篤史氏は「増税前の前半に何とか売上を確保したい。その後は不安定になると思われ、続く2020年春夏まで懸念される」と見ている。

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