第6回国際ファッションワールド春開催/イーゲート、パリスインターナショナル、三笠、澤村、ユタックス、チャイルド

世界40ヶ国から750社出展

リードエグジビションジャパンが主催する第6回国際ファッションワールド東京春と第4回国際ファッション生産・素材ワールド東京春が東京ビッグサイトで3月27日から3日間開催された。ファッションワールド展はアパレル、バッグ、シューズ、アクセサリーの4分野から構成され、ファッション生産・素材展は生地・素材とファッションOEM分野の各ブースで構成された。
今回の初出展は220社で、全体で世界40ヶ国から合わせて750社が出展し、2万5000人が来場した。各ブースには日本各地の産地からメイド・イン・ジャパンブランドから国内外のファッションブランドや参考出品など約4万9000点の商品が展示された。この見本市の大きな魅力は開催されるセミナーで、毎回の豪華講師陣の顔ぶれと集客動員数の多さが目立つ。今回は3日間で全36のセミナーが用意された。著名な講師にはバーバリージャパン小田切賢太郎社長、ワークマン常務取締役土屋哲雄氏、デイトナ・インターナショナル鹿島研社長、阪急阪神百貨店執行役員溝口博之氏、ビームスホールディングス取締役ロジステックス本部兼ITシステム本部本部長清水伸治氏などの講師が、ブランディング、物作り、EC事業、物流革命、越境ECなどのテーマで講演した。
出展社の特徴は日本初上陸のインポートブランド数が多いこと。とくに目立つのが「エシカル」、「サスティナブル」といった環境に配慮した素材や加工で製品化されたアパレルや小物類が注目された。イオンリテールの「ウサパパ」はオーガニックコットンを使ったウエア、オランダの「OMYBAG」はエシカルバッグを出品、同じくスイスからはエシカルバッグ「シュライフ」が披露された。 また、新鋭デザイナー60名が出展し、会場全体がクリエイティブなイメージを作り出している。パターン会社で経験を積んだ山本剛がデビューさせた「SOU」やミラノでファッションやレザーを経験したTokikoFukukawaが自ら立ち上げたシャツブランド「KEYCO」などだ。
インナー、レッグウエアからはオリジナルブランド発信やOEM事業へのアピールなどで出展が目立つ。イーゲート(福井市本社)はオリジナルブランドの「丸福」と軽補正下着「リエジャー」を展示。横浜本社で奈良に工場のある靴下メーカー三笠はスポーツソックス、足裏つぼソックスから新発売したシルクソックスなどを展示した。パリスインターナショナル(大阪市本社)は高級なランジェリーブランドを輸入販売する代理店だが、従来から展開して実績のあるショーツやランジェリーのオリジナル商品や一部インポート商品を展示し販路の拡大に期待する。ユタックス(兵庫県西脇市本社)は独自の接着技術を活かしたインナーオリジナルブランドの発信とOEM事業の拡大を目的に出展。澤村(大阪市本社)は独自に在庫したテキスタイルを小口で供給するビジネスモデルの拡販と、得意とするオリジナルレースを活かした小物、雑貨類の新提案を披露した。また、パキスタンの靴下メーカーインターループジャパン(東京本社)は世界でスポーツブランドや流通ブランドの靴下分野でOEM事業を展開する国際的企業だが、今回は日本企業との接点を模索し初出展。他に補正下着の東名・チャイルドもOEMビジネスを目的に出展した。
刺繍では香川県高松市からオーキッド(細川道隆社長)が「せと刺繍®」を更に進化させた「せと刺織り®」のトートバッグや帆布生地を使ったバッグや小物類などを出展した。同社取締役の廣瀬裕詞氏は「刺繍を身近に感じてもらいたい。見て触り驚きを感じてもらえればうれしい」と話している。

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