第2回スポーツビジネス産業展/初出展110社を加え490社が出展/科学するスポーツビジネス

2020年オリンピック・パラリンピックを前に3月27日~3月1日までの3日間、千葉県にある幕張メッセで第2回スポーツビジネス産業展が開催された。これは、昨年に第1回が行われたが、健康やスポーツへの関心が国民的テーマとなる中で、初回から1万3000人のバイヤーや関係者が集まる一大見本市となった。今回もスポーツ関連ビジネスに携わる関係各社が集結し、スポーツを科学する一大スポーツビジネス見本市となる。
これまでの各種スポーツとそれを支えるスポーツ用品や器具は経験と根性の上に成り立つスポーツを支えるような意味合いが強かったが、今回の見本市では、AI(人工知能)によるビッグデータの解析、3D技術による画像や製品の立体化と透視化、また、それらを組み合わせた関連製品やサービスの提案など、スポーツを支えるビジネスのAI化が加速する状況が鮮明になった。
また、これに並行して開催されたセミナー数が51もあり、そこに登場する豪華な講師陣の華やかさも話題を集めた。基調講演では一般社団法人日本トップリーグ連盟機構代表理事会長の川渕三郎氏、スポーツ庁長官鈴木大地氏、株式会社楽天球団及び楽天ヴィッセル神戸の代表取締役社長立花陽三氏、日本プロサッカーリーグ理事長村井清氏などが登場した。
このスポーツビジネス産業展にはスタジアム・アリーナ設備、チーム運営技術、グッズ、トレーンニング、医療機器などの分野でスポーツと密接につながる器具や機器、サービスが展示された。
富士通は体操競技をシステムで採点する機器を展示した。NTTPCコミュニュケーションは異なる人物の動画から検出した骨格の比較を行い、動きの差異を可視化するサービスを展示した。これは、手本となるスポーツシーンを数値化することでトレーナーとトレーニーの差異を定量化し感覚に頼らず効果的な動作改善につなげようとするもの。ニコンシステムは見逃した瞬間をリプレイ可能とする機器を展示した。これは、スマホからのライブ映像をスローモーションや角度を変えて再び見ることができるライブ映像配信システムで、スポーツをより楽しく観戦することができる。会場ではこういった最先端のテクノロジーを使ったトレーニング機材、スタジアム・アリーナ向けサービス、集客サービスなどが展示された。
この見本市は、4つの見本市が同時開催され、それが関連するだけに共通して見学するバイヤーも多く、それが、集客効果を高めている。同時開催したのは、イベント総合展、地方創生EXPO、ライブ・エンターティメントEXPO展で、いずれもAI、画像診断、再生、映像解析、3Dなどの技術でスポーツと共通する分野があり関心を高めていた。

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