パリレポート第一弾/アンテルフィリエール2019年1月20日 /展示会出展社の傾向について

1/環境に優しい製品。 講師(主催者)ユーロヴェット社 ダミアン アントワーヌ氏

2018年7月のテーマの継続。再利用、削減、リサイクル。天然、人工、合成といった全てのリサイクルファイバーが出揃った。 コストや調達の問題は差し置いても、オーガニックの繊維で石油を原料とする化学繊維の代用が可能になった。

このようなエコロジーに取り組む姿勢は展示会のあらゆる部門に見られる。例えばニット、ゴム製品、レースや刺繍、タグや梱包といったパッケージに関しても言える。

 

2/ 快適でナチュラル。

天然素材と人工素材の混合 : 麻100%のメリヤス、マイクロモダールとカシミヤのニット、マイクロモダールとシルク、マイクロモダール100%あるいはテンセル100%のメリヤス、ヴェガン(動物性原料を含まない)のニット、極めてソフトなキュプロのプリント、Supimaコットンの編目の細かいニット、あるいはオーガニックウール70%のニット。3層からなるワイヤーカバーなど。

 

3/ パーソナリゼーション。

仕上げ加工により、差別化を図る。

プリーツ、エンボス加工やフロック加工などを加えることで差別化を図る。極めて細かいプリントを加えた、メリヤスなど。光沢のある、あるいはつや消しのジャカードによる立体効果。金銀のリュレックスを加えた斑模様。シルエットを崩さないレーザーカットや熱処理による接合。

 

注目すべき出展社。

 

1/ 環境に優しいパッケージ

 

-CADICAGROUP (イタリア) アクセサリー – N20

– 竹の紙でできたタグ。生分解するプリント、レーザーで書かれたロゴが入った木製のタグなど。

 

2/ プリント

-DECORTEX (イタリア) ACCESSORIES – S19 新規

タイツやレギンズに極めて細かいプリント。イタリア製。

 

-SEIREN (日本) FABRICS – N2

各プリントが異なるゾーンにおける伸縮性を調整。

 

-VENERA (トルコ) FABRICS – R16新規

ポリアミドとシルクのプリント

 

3/ BRODEURS

-XIN FEI LIN TEXTILE (中国) – N53新規

素晴らしいデザインと極めて優れた技術。レーザーカット、超音波カット、プリントなど。アンテルフィリエールの新星。

 

-GUEGAIN ALBERT (フランス) – P40

-POTENCIER BRODERIES (FRANCE) S48新規

フランスのオートクチュールの影響を受けたフランス製高級刺繍。

 

-LIBERTY TEX (台湾)- T50

アンテルフィリエールおなじみのアジアの刺繍メーカー。

 

4/ MAILLE NATURELLES

 

-IPEKER TEKSTIL (トルコ) – R9

昨年1月にも出展。極めてソフトで高級感のあるキュプロ(コットン)。

 

-LIRIK TEKSTIL (トルコ) – S6新規

天然素材、スイスコットン、スピーマコットン、マイクロモダールを使った丸編みニット。Q-NOVAを使った再生ポリアミド。

 

5/ほつれないニット

-LIEBAERT (ベルギー) – S3 RETOUR DE CET EXPOSANT

数年ぶりの出展。非常に美しいニット。再生エネルギーを100%利用した工場で製造される再生ナイロン、『reconylon 』。

 

-極めて繊細なジャカードのニットは透け感がランジェリーにも、水着にも適する。

 

 ※このレポートはアークスリーインターナショナル主催のパリツアーの中で行われた現地説明会を翻訳したものです。

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