市場関係者に聞く/平成31年の下着、靴下の市場予想と各社の事業方針 NO4

ノンワイヤーブラの拡大 ブラセット1980円の店頭投入

一昨年は在庫過剰だったが、昨年は過小在庫で売れ筋の店頭フォローができず売上が厳しかった。とくに、夏場は大雨、台風、猛暑、インバウンド需要減で路面店中心に苦戦したが、SC型店舗が健闘して何とか前年並みに落ち着く。今年はノンワイヤーブラの拡大、ブラセット1980円の値頃価格を増やし、好調なネット販売に最大限の力を投入する。

ソックコウベ 日ノ本欽也社長

 


ネットで高級品を買っても安心で伸びる ネットショップとの取引は慎重に

慢性的な人手不足で店舗運営が厳しくなっている。百貨店で採算お悪い店の閉店に躊躇がなくなる。人事確保が優先だが、最前線の販売員負担増で業界全体のブラック化が深刻になる。また、人件費の増加は利益を確保することを難しくさせている。海外メーカーにも現状を理解してもらい、仕入れコストの見直しを進めたい。

リバコ常務取締役 小川慎介氏

 


高付加価値商品の開発とその販路の拡大
国内自社工場で活力ある若いスタッフを育成

中国の生産環境の悪化や消費税増税など追い風要素はない。消費性向は物からこと消費へ進むが、実用要素の高い靴下は前年並みで推移すると予測する。高付加価値商品を積極的に開発し、それを販売する販路を強化する。生産は自社タイ工場を核としたアセアンでの生産網の強化、拡大。原料調達から生産、物流まで一貫性のオペレーション構築を完全なものにする。また、国内自社LAB(工場)は次世代に向けた若いスタッフの育成も同時に行う。活力があり、創造性の高いLAB実現に向けて注力していきたい。

助野(株) 取締役副社長 香川昌彦氏

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