市場関係者に聞く/平成31年の下着、靴下の市場予想と各社の事業方針NO1

化学薬品たっぷりのインナーは扱わない  天然素材で人の手を加えたもので

今年は消費税アップで、その駆け込み需要が9月まであり景気は上向くが、導入後に失速するだろう。8%から10%の影響はインナー単価からすると大きくないが、むしろ、消費マインドが冷えることの影響が大きい。算数ではなく精神的な問題の方が優先する。弊社のような中小メーカーは、ロボット型で化学薬品をたっぷり使ったインナーではなく、天然素材で化学薬品を使わない加工で人の手を加えたもので勝負する。                     イマムラ 今村惠一社長


消費税増税で精神的な買い控えが予想される  秋冬インナーの前倒し需要予測への対応

今年も変わらない。自然災害が相次ぎ、災害が常態化しつつある現在は、漠然とした将来に対する不安を抱くことが多い状況にある。10月の消費税増税で精神的買い控えが予想される。また、目新しいトレンド消費も見当たらない。販売対策は前倒し需要予測に対する、秋冬商品の前倒し販売。健康志向の高まりで「美と健康」に関連する商品開発を優先する。生産は中国以外の生産地の取り組み。品番集約し、コスト上昇を抑制する。

アイリン専務取締役  林竜広氏

 


  卸は収益性重視、小売は直営店とEC  高付加価値生産インフラの確保と品質力向上

本年は消費税がアップし消費者が下着・靴下に掛ける支出が減少すると予測される。そこで、販売対策では①卸売事業は、収益性と重視した販売に傾注する。②小売事業に関しては、ECや直営店を通じ売上拡大策を講じる。本年の仕入れ・生産対策は付加価値の高い商品を作れる生産インフラを確保する。品質に関しては、今以上の管理基準を設け品質力向上を図る。

ナイガイ 今泉賢治社長

 


今年は静観の一年  無理せず、売れているインナー、ショーツを拡大

今年は静観する年になる。市場予測が難しい。景気動向、消費税増税の影響、米中経済戦争のゆくえなど、どうなるかを予測し、対策を打ち出すには決め手がない。とりあえず当面は、売れているブラジャーを切らさず、アウターと兼用で売れているルームウエアなどの安定した分野をしっかりやる。ブラジャーを拡大する年ではない。

ジャックローレ 山本龍彦社長

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