インポートランジェリーブランド2019年春夏展・ブランドの若返り、価格の下方修正も

インポートランジェリーブランドを販売する輸入代理店の2019年春夏展が2018年10月と11月に東京と大阪で開催された。日本国内だけではなく、欧米のブランドメーカーも世界的な消費市場の変化により新たな対応を迫られているが、今回の展示会では①保守的なデザインから新鮮で若々しいデザイン、②顧客の若返り、③値頃価格の設定など、ブランドの個性を明確にする狙いとともに若返りを図り、そのために従来よりも値頃な価格品番を増やすなど新たな方向が打ち出されている。
栄進物産は主力ブランドの「オーバドウ」、「シャンタルトーマス」、「プリマドンナ」を中心に展示した。とくに、今年、創立60周年の「オーバドウ」はグローバル時代に合わせたブランドビジネスをスタートさせているが、その延長に今回の展示会では、各品番ごとに新デザインや大きなサイズが増えたり、ブラジャーで1万4000円からという値頃価格が新登場するなど商品のデザイン、サイズ構成、価格も修正されている。また、新しい顧客、若い顧客を意識して3月入荷予定のクリスタルの花シリーズではフレッシュなモダンさが強調されたデザインが登場した。3トーンの花柄刺繍、ギュピーレレースのストラップ、極薄シアーチュールに2トーンリボンなど、いずれのデザインも若い女性を意識したデザインとなっている。
BBY(東京本社)は6ブランドを展示したが、なかでもイタリアの「ベルデッシモ」をファッションブランドとして若い女性向けに提案する。このブランドは定番として在庫を持ちリピート対応することで、輸入下着専門店に歓迎されている。ブラジャーで1万2000円からと値頃でインポートの世界では買いやすく新鮮なデザインと好評だ。
アルテックス(東京本社)は「チェスニービューティ」、「メゾンクローズ」、「アリアンヌ」を柱に春夏ランジェリーを展示した。ヨーロッパで人気の「メゾンクローズ」はSNSでの情報発信が若い女性に受け入れられ情報が拡散している。日本でもセクシーなボディスーツ(2万6000円)の品番に注目が集まるなど若々しくセクシーなデザインが人気だ。
マリー(神戸市本社)は「ツインセット」、「エクセリア」、「パラ」などイタリアのランジェリー中心に展示会を行った。今回の注目は「パラ」の若返りと値頃価格のランジェリー。新しくデザイナーが変わり、若い女性向けにデザインの新鮮さが強調され、価格もブラジャーとショーツの両方で2万円前後とお手頃で変えるようになる。これまでブラジャーだけでも2万円以上していたが、もっと若い女性に購入してもらいたいとの意向で企画の修正とカジュアルな価格帯が登場した。同社では若い女性用には「ツインセット」があるが、これからは、プラスして「パラ」を押していきたい考え。
パリスインターナショナル(大阪市本社)は「リトラッティ」、「コサベラ」、「アンドレサルダ」、「コエミ」などフランス、イタリアの高級なランジェリーブランドが集まるが、今回はイタリアからシルク100%のランジェリーブランド「ルナ・ディ・セタ」が目を引いた。シルク100%の光沢感、肌触りにリゾートドレスが注目される。価格は2万円から3万円が中心価格で、日常を離れた旅行やリゾートには持って行きたくなるアイテム。

ランジェリーから小物雑貨までを得意に輸入するラブ・タンゴ(名古屋市本社)はこの10月展に主力ブランドの「マジックボディファッション」(オランダ)からウルトラソフトのシリコン製ニップルカバーマジック(品番35MN)を新発売した。従来の貼り付けるニップルと違いグルーなしで肌に張り付くようにフィットする。2サイズ、4色展開で税別2900円。
ビーメイク(東京本社)はイタリアの「レイリエブ」、スペインの「プロミス」、ラトビアからの「ヴィパ」など世界から個性的で値頃なランジェリーブランドを販売している輸入代理店。今回は新しくコロンビアから輸入した「エリプセ」を新発売する。このブランドはコロンビア発で南米では60年以上のランジェリー製造業で「LEONISE」というラテンアメリカ最大のランジェリーブランドを展開する企業。セクシーなブラジャーは1万円から。ショーツ・タンガ3300円からと値頃感がありアイテム数も豊富に揃う。

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