日本橋高島屋本館4階ランジェリー売場改装/マイボディルーム・売場面積1・5倍/国内外32のブランドが集積

キャリアやファミリィー層にアピール

9月21日の日本橋高島屋新館SCオープンにあわせて本館4階のランジェリーフロアーも大幅リニューアルした。10、11月はオープン直後の賑わいで各ブランドとも好調な滑り出しとなっている。売場の名称は「マイボディルーム」でスタジオ感覚のようなイメージを具現化している。フロアーは従来の百貨店のような敷居の高さが緩和されミセス、シルバーなどの既存顧客から、新しくキャリアやファミリー層にも入りやすく楽しんでもらえるフロアーにした。このランジェリーフロアーは売場面積約460平方㍍で改装前に本館3階奥にあった売場面積と比較すると約1・5倍で、とくにヨガやスポーツインナーの売場が広がる。
インポートブランド8つ増      
セレクトされた中心ブランド数も全体で32と大幅に増えた。インポートブランドは6つから14ブランドと倍増以上。世界で超一流とされ、どの国の百貨店でも販売されているランジェリーブランドは全て集めた。新しく販売するインポートブランドは①ラペルラ、②オーバドウ、③リズシャルメル、④シャンタルトーマス、⑤コットンクラブ、⑥ツインセット、⑧エクセリア、⑨プリマドンナ、⑩ハンキーパンキーなどで、オーバドウは以前日本橋高島屋で展開していたが、今回のリニューアルを機に復帰した出戻り組となる。これに従来から販売している①シモンヌペレール、②シャンテル、③ミレジア④ハンロ、⑤バルバラ、⑥ウラなどが加わり日本を代表するだけでなく世界の一流百貨店なみのブランドが集積するフロアーが誕生した。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  また、国内ブランド数も11から18ブランドに増えている。新しいブランドは①アロマティック、②カタクラシルク、③ナオランジェリー、④美光、⑤キッドブルー、⑥エスバイスロギー、⑦トライアクションなど。これに従来からある①ワコール、②パルファージュ、③トレフル、④グラッピー、⑤ラゼ、⑥トリンプ、⑦スロギー、⑧トリンプバイエッセンス、⑨ランジェリーク⑩アサメリ、⑪スタジオファイブなどが加わる。これに同じ4階にあった靴下・ストッキング売場が移動しランジェリーフロアーの一角を構成している。
このランジェリー売場は、国内外の高級ランジェリーから、より若い人が購入しやすいカジュアルな価格帯のブランドまでを多くセレクトしている。これまで、百貨店のポップアップで販売し常設売場を持たない個性的なランジェリーブランドをセレクトし、これまでにないボリューム感のあるランジェリーフロアーを作りだしている。
キャリア層に接近
このランジェリーフロアーのもうひとつの目的が、高島屋の既存顧客を大事にしながらもキャリアやファミリー層など、これまで高島屋に来ていない客層を迎かい入れたい考え。そのキッカケが新しくできた日本橋高島屋新館SC。そこで展開する専門店の魅力で新たに来店される30代、40代のキャリア層にランジェリーの魅力を伝えたいというのが狙いだ。日本橋界隈のオフィス街には金融、証券、鉄鋼、産業機械などの大企業が集積し、そこに勤務する年収1000万円以上のキャリア層が多く、その女性たちに特別感のあるランジェリーを発信する。また、日本橋に近い江東区は東京23区の中でも唯一人口増加地区で、豊洲を中心にした高層ビル群には30代~40代の高額所得世帯が多く住み、そういったファミリーにもアプローチしていく考え。
4階フロアー中央に     連絡通路でつながる    エスカレーターで地下直結
友の会カウンター   専門販売スタッフ5人採用
今回のランジェリーフロアーはこれまでにない売場環境を作りバックアップされている。その最大の特徴は①フロアーが4階のど真ん中にある、②エスカレーターの横、③新館や東館と連絡通路でつながっている、④7階にあった友の会カウンターを4階に移動させた、⑤日本橋高島屋の社員が売場専門担当として5人採用したことなどだ。新しいフロアーは4階中央にあり回遊する顧客の視野に入りやすい。以前までは3階奥にあり閉鎖的で入りにくい売場だったが、今回はブランドごとの壁もなく全体を見渡すことができ売場内の移動ができやすくなっている。また、新しい顧客の多い新館3階やファミリー層が多い東館とも連絡通路でつながっており、本館のみならず全館から4階への顧客誘導ができるようになる。なかでも、インポートランジェリーが集積する売場周辺は顧客が多く通行し滞留しやすい環境ができた。横にあるエスカレーターは地下鉄駅につながる地下食品売場から直結しており、地下からすぐに4階インポート売場まで上がれる。また、隣にはイベントスペースが設けられ1年を通して来店を様々な促すイベントが行われる。今回は日本橋高島屋肌着売場で初めての販売社員5人を採用した。
4階にはこれまで7階にあった高島屋友の会カウンターを移動した。この場所は高島屋の顧客対象にカード、ポイントに関する業務を行っており比較的富裕層が回遊するフロアーとなる。そういったVIP顧客の目に止まりやすい環境がランジェリーフロアーにできた。このランジェリーフロアーはセレクトされたブランドの是非、商品価格幅、顧客への情報発信など課題も残るが、現在、取り組める売場環境を最高立地を整備している。百貨店の肌着売場は①店の奥にあり入りにくい、②暗い、③ミセス、シルバー客に偏る品揃え、と言ったイメージが強い。今回は、それらを高島屋内部から変えて行こうとする意欲的な取り組みが評価される。今回の改装を2年前から取り組んできた高島屋日本橋店販売二部婦人服売場次長シニアマネージャー兼ストアバイヤーの田口美佐子さんは「いままで、きちんとブランドを紹介しきれていなかった。気軽に見て触りランジェリーを楽しんでもらいたい」と話している。

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