第2回下着研究会開く/心と身体に効く下着を/83人が参加・・主催L.C.L.ホールディングス

第2回下着研究会が11月30日83名が参加して大阪で開催された。第1部は「ボディファッション商品の体への影響のメリット・デメリット」で基調講演は京都女子大学生活造形学科諸岡晴美教授が講演した。アパレルと身体との間に生じる接触圧を意味する衣服圧に関しては、それを決定する因子、人体への影響、力学的なメリット、整形効果、皮膚血流への影響、自津神経への影響など衣服圧と圧迫感の関係を脳波測定、着用テストなどの数値を示しながら解説した。とくに、ブラジヤーは身につけ方を間違うと生理的に圧が強くなり唾液が出にくくなる。着圧の高い靴下は、むくみは少ないなど、人に優しい製品開発とは真に消費者の立場に立ち生理・心理反応の指標、客観性、数量性、連続性などに基づく設計が求められるなどが説明された。
第2部の「誰にでも40分で解るブラジャーパターンメーキングのABC」は主催者であるランジェリー・ビジネスコンサルト石井正人氏が解説した。その要旨は下着パターンを製作する上で問題となることは人間の身体は心も人も十人十色(体寸法、凹凸)だが複雑な局面にボディフィツトさせることが肝要で、外着との違いは体に対するゆとりの量と考え方の違いと強調。ブラジャーはバストを造形し保持するもので、パターンの作り方はまずフィットさせ、次に造形するために必要な工夫やカップ部ダーツを活用する。カーブの活用、素材の選定と効果的な使い方を工夫することが大切だと解説し、下着はパターンだけでなく企画、生産、販売、着用などについて考えた展開が重要になると話す。会場では、熱心にメモしながら講演に聴き入り、終了後には、講師を囲んで質問が多く出るなど盛況なセミナーとなった。

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