ユニクロEC売上630億円/前期比129・4%/売上高構成比7・3%

ユニクロを展開するファーストリテイリング(柳井正会長兼社長)は10月11日2018年8月期連結決算で国内外ユニクロ事業の拡大で増収増益を達成したが、なかでもEC売上高(630億円)の大幅な躍進が目立っている(表参照)。
8月期連結売上高は2兆1300億円(前期比114・4%)、営業利益は2362億円(同133・9%)、税引前利益は2426億円(同125・5%)、当期純利益1548億円(同129・8%)となる。国内のみならず海外ユニクロ事業が大幅に改善したことで粗利益率が0・5%改善し、合わせて販管費も1・5%改善したことで大幅な増収増益となった。今回の連結決算では初めて売上高が2兆円を突破した。また、中国や東南アジアなどの海外ユニクロ事業が成長ステージに突入したことで、国内ユニクロ事業売上高8647億円(同106・7%)に対して海外事業売上高8963億円(126・6%)が初めて上回り、利益面でもほぼ同じ水準になるなど、国内外ともに高い成長軌道を続けている。
その国内ユニクロ事業の成長をEC事業が牽引している。表の通り、この8月期は国内売上高8647億円のうち630億円がEC売上高で、その前期比は129・4%と高い水準となる。国内ユニクロ事業の売上高伸び率106・7%と比較するとEC事業の高い成長性が見て取れる。売上高構成比も7・3%で前期の6・0%に比べて大きく前進した。同社では国内売上高構成比の30%までEC事業を拡大する目標を掲げており、それに向けて着々とEC事業が拡大している。表に示したEC売上高の推移で分かるとおり、この8月期EC売上高は2013年8月期EC売上高(242億3500万円)と比較すると、この5年間で約2・6倍の売上高となっている。ユニクロのEC売上高1000億円もそう遠くない時期に実現する可能性が高まってきた。

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