インタビュー WEB事業を最優先課題に・タカギ 常務取締役 高木鎮廣氏

インタビュー

インナメーカー老舗のタカギ(奈良市本社)WEB事業が成長している。直近では月商1500万円を安定して越えるようになり、今期目標はWEB売上げ2億円。その営業を統括するタカギ常務取締役の高木鎮廣氏に最近の事業概況を伺った。

最近のWEB事業は
ー今期も引き続き順調ですが、9月単月で見ると前半の楽天スーパーセールや後半のセールマラソンの成果はいまひとつで、伸び率も鈍化しています。春までは毎月の売上伸び率が前年同月比20%以上あり好調でしたが、最近では10%前後と一時期の勢いからすると鈍化しました。毎商は約1500万円前後で、その4割程度がシルク関連のアイテムで全体の商品品番数が150品番ある中でシルク品番の売上げは伸びています。現在のWEB事業が本格的に動き出したのが2013年で、その年に自社店舗を開設し、翌年楽天に出店し売上げが伸びました。いまは、次の第2ステージに向けて対策を取る時期を迎えていると考えています。
商品構成は
ー販売するインナーブランドは「ボディヒンツ」で、現在のWEB専用ブランドとして確立したのは2013年のWEB事業スタートから。ブランドコンセプトは「日々の暮らしに優しい下着」をテーマにイタリアから輸入した高級綿糸「フィロスコッチ」を使い国内の自社長崎工業で編み立てて製品化しています。他にも「やさしさ」を具現化するインナーとしてシルク、米ぬか、ガーゼ素材で作り天然繊維のインナーを主力に販売しています。売れ筋はショーツで1500円前後、トップスのインナーで3500円程度と国内で流通するボリューム品とは違う高級インナーがメインの品揃えです。。綿素材に続いてはシルクやガーゼ、そして、米ぬかをつかった保湿インナーなどもよく売れます。
これからは
ー自社WEB店舗に注力します。販促費を20%増やし集客も伸びてきました。自社店舗でいろんなイベントをやると、楽天店の売上げを越える月も出てきました。今期WEB売上げ目標2億円を確実に実現したいと思います。悩みは集客こそ伸びていますが客単価が伸びないこと。売上額と単価が比例して伸びないので、これを解決するためにもWEB事業を最優先課題にして取り組んでいきます。ふたつ目は、まだまだ「ボディヒンツ」の店舗知名度は低いのでパイを拡げる施策を引き続き実施すること。三つ目がメーカータカギとして新商品を開発し提案していくことです。タカギは生地から開発しているので、そのメリットを活かした他社にない生地で製品化した差別化できるインナーを提案したいと考えています。そして、WEB事業に止まらず、本体事業を含めて自社高級インナーブランド「アロマティック」(キャミソール1枚2万円中心)を強化します。この9月には日本橋高島屋にも常設店ができたのでリアル店舗の販売拠点数も増やす努力を続けます。

高木鎮廣氏

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