高野口パイルファブリック展・ワコトプロジェクトも参加

14回目となる高野口パイルファブリック展が9月26日から3日間東京原宿にあるラフォーレミュージアム(ラフォーレ原宿6F)で開催された。今回は、主催する紀州繊維工業協同組合の13社と京都プリント染色協同組合、紀州繊維工業協同組合、和歌山ニット商工業協同組合の繊維3団体が取り組むコラボブランド「ワコト」も特別出展した。 この展示会は日本唯一のパイルパブリック総合展で参加企業が毛(パイル糸)に織り込まれた特殊有毛生地を様々な製品に活かして提案している。毎回、3日間で900人~1000人近い来場者があり商社、問屋、アパレル、寝装品メーカー、デザイナーなど幅広い業種からの参加者が特徴だ。
同組合では、このパイル織物技術を活かして、新しい産業資材向けの開発提案も積極的に行い高野口パイル産地の活性化を行っている。これまでは、アパレル、寝装品、インテリア関連品が中心だが、最近では液晶パネルの研磨布やマジックテープなどの産業資材に活用されており、こういった需要の広がりに期待する。また、この展示会には繊維3団体が産地間連携した「ワコト」のテキスタイルが出品されていた。
妙中パイル織物の妙中清剛社長は「高野口の毛文化はアパレル以外にも産業資材用として活用範囲が広いことで、世界で唯一のパイル産地として残ってきた。積み重ねてきた織物技術に染色加工がつながり、作り出した独自の技術で、これからも新しい産業資材を開発していきたい」と話している。

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