インタビュー/福助 田坂寛社長・・・新生福助の全てを見てもらいたい

インタビュー

福助は今年から4つのキーワードを物作りの指針としている。安心、快適、健康、美で、これに福助がこれまで培った技術や品質、それに現在の機能として多く取り上げられる保湿、保温機能などを加えて製品を作り上げることを基本スタンスにしている。
根本にあるのは快適性で、各製品ごとそれぞれに、磨きをかける。その中で最も強化拡大するブランドが「満足」でストッキング、タイツから靴下、下着までをカバーし快適性のブラッシュアップを図る。秋冬は健康宣言シリーズから運動すること、身体を冷やさないことの2つの考えから、それをサポートするレッグウエアを提案する。その「満足」の課題はメインのユーザーが50代と年齢層が高くなっていることで、これからは、商品開発と合わせ、その着用提案を新しくすることで、もっと若い人まで購入していただき、母子で使っていただくブランドにしたいと考えている。一方で中心顧客には、今以上の快適性をプラスアルファし価値を上げる。保湿、防風、サイズ見直し、虫除け機能などだ。ベースはどこまでも快適性で、それを念頭に「満足」のストッキング、靴下、インナーなど全体のブランド観を打ち出す。
もうひとつは、「フクスケ」ブランドの発信。フクスケブランドは長年、女性対象に伸びてきただけに店頭で見て触り、その品質と価格が受け入れられてきた。この秋冬では「FUN+WALK」シリーズから毎日歩いてハッピーになろうをコンセプトに足の部位ごとに最適な素材を使った靴下を提案する。その品質を大手量販店を中心に広げて、あくまで単品で価値観を出し、3足セットのバンドルではなく訴求していく考え
今年からユニチカバークシャーが福助に加わったことで、これまでの靴下、ストッキングにない新しい事業領域に挑戦する。当面は春にスタートしたブランド名は「フクスケメディカルラボオースリーレッグケア」で現在、弾性ストッキングなど8品番を2000円~3000円の価格帯で販売している。これは、熊本工場でメルツ社の機械を使い製造するもので、着圧の新しい商材として拡げていく。
昨年3月には災害用弾性ストッキング協会を設立し一般社団法人を目指して活動をスタートしている。これは、弾性ストッキングの最適化された仕様基準を定め医療機器メーカーと一般靴下メーカーの垣根を越えた業界横断的な認定ブランドマークを付与し災害用弾性ストッキングを供給する仕組みを構築するもの。

これからの商品開発には、それに合わせたコト消費を加え、それぞれにソリューション提案を強めたい。次回の展示会では、そういった考えが明確に表現されていく展示会を目指す。これまでのような量販店、小売店を対象にした総合展と百貨店向け展示会に分けた見せ方ではなく、ユニチカバークシャー、KBフクスケ、福助の3社が合併した新生福助の新しい全体像を皆さんに見せていきたい。

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