新社長の横顔/株式会社いずみ 佐藤大助氏 じっくりと良い物作りを

6月1日付でファンデーションメーカーいずみの代表取締役社長(前常務取締役東京店長)に佐藤大助氏が就任した。新社長は大阪市出身昭和43年生まれの49歳で、もうすぐ50歳を迎える。一年浪人、もう一年留年し大卒後24歳でいずみ大阪本社に入社した。その後、30歳で東京営業所に転勤して今年で東京20年目となる。現在は、東京で妻と二人暮らしで、すっかり東京生活が根付いている。今後は、社長として大阪本社勤務となるが、当面はホテル住まいで、ゆくゆくはマンションを借りて通勤する予定。
改めて抱負を聞くと「いずみはこれまで拡大、拡大で突き進んできたがこれからはより良い物で中身重視で行きたい」と話す。その背景にあるのは、人口が増えない中で国内市場の拡大が望めないこと。そして、この数年延びているノンワイヤーブラの流れが大きくなったことだ。「トレンドはフリフリ、レース、刺繍と色々あるが、今の消費者はそれ以外の楽な着用感やノンワイヤーでもサポート性のあるものを好むようになった」。同社でも、ノンワイヤーブラは主力製品となり増えている。この先はトレンド以上に着用感を基本にした物作りという考えがあるようだ。
もうひとつはフラットな社内組織作りで意思疎通が良く働きやすい職場環境を作りたいと願う。社内では互いに相手を呼び合う時には社長、部長などの肩書きは使わず「◯◯さん」だけで呼び合うようにした。これは、今のスマホ時代にあった若い人の能力を活かすことが何よりも大事だと考え、不必要な上下意識はなくしたいと考えたから。
当面の事業方針は①既存取引先との取り組みを最優先にすること、②EC事業の新しい取り組み、③2015年設立し3年目で黒字化した大連いずみを活用し、中国メーカーとのOEM事業を拡大させること。佐藤大助氏は「社長としての残り時間はあと15年間。このままの延長ではなく、もっと多くの女性に喜んでもらえるブラジャーを作りたい」と話してる。

 

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