京都、和歌山、高野口の繊維3団体が連携・ラグジュアリーブランド生地「WAKOTO」開発

京都プリント染色協同組合、紀州繊維工業協同組合、和歌山ニット商工業協同組合の繊維3団体が取り組んできたコラボ事業の成果と今後について7月3日、京都市内のホテルで記者会見が行われた。これは、2017年4月から産地間連携で、せんば適塾、京都市産業技術研究所の協力を受けながら産地見学、試作、コラボ事業の実現に動き出していたもの。
この事業は3団体20社が開発した生地を「WAKOTO」(わこと)のブランド名で販売するもの。同ブランドは和歌山・高野口・京都の音の響きを組み合せた産地間の連携をイメージすると共に「和」をベースにした新たな展開で海外への生地輸出も視野に入れている。現在、中小企業庁へJAPANブランド育成事業の申請中で国内の高い技術力と伝統的なデザインを活かしオリジナルテキスタイルを開発し事業化するのが目的となる。会場では京友禅染の伝統的なモチーフ、色彩、ハンドメイドの良さを素材開発力のある高野口、和歌山が企画した生地に施し独創的なオリジナルテキスタイルを披露した。衣服用生地だけでなくインテリア、雑貨などの用途向けにも取り組む。
東京のラフォーレミユージアムで9月26日から28日まで開催する高野口パイルファブリック展にWAKOTOを展示するほか欧米のラグジュアリーブランドへの売り込みを行なう。
高橋聖介京都プリント染色協同組合副理事長は「国内の優れた産地と連携することで活性化につなげられる」、吉田篤生和歌山ニット商工協同組合副理事長は「和歌山は多種多様な生地を生産し京都と組んで高品位の生地を作りたい」、妙中清剛紀州繊維工業協同組合理事長は「京都とコラボすることで広い用途向けやラグジュラリーな生地開発につなげたい」と語る。

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