インタビュー三和(株) 取締役事業統括 角本和弥氏  MDがしっかりできてきた

インタビュー

この数年で三和の商品企画は素材から最終製品の納期までMDがしっかりしてきた。その成果もあり、昨年からの寒さも味方して業績は良い状態を続けている。展示会も毎シーズン企画スタッフが時代のトレンドに合ったテーマを掲げ、それをシーズンごとに素材、編み、色、パターンに落とし込んでいる。こういう体制で臨むようになり人材のレベルもアップし、それが得意先との関係強化にもつながっている。この秋冬展もテーマを明確にして打ち出すことで、その製品の具現化は川上段階で素材、工場の集約として結果し管理がきちんとできるようになる。最近は品質問題が一段と厳しくなるなかで素材集約でひとつの素材でロットを大きくし、紡績との関係でも早く発注することができるようになった。それによって中間段階での素材、編み工程の品質管理がきちんとでき納期も約束がきちんと守れるようになる。この品質第一優先と納期の確実さで、得意先からのリピートにも対応出来るようになり、それがさらに好成績を生み出すようになった。
企画は情報であり、人材強化にもなる。これまで作り上げてきた物作りの仕組みを活かしながら、これからのビジネストレンドであるAI、EC、IOTにも対応していきたい。

◇◇◇三和1月期決算 売上高108億 99・1%

当期利益6億3100万円 141・%◇◇◇

三和(大阪本社)の平成30年1月期は売上高108億6210万円、前期比99・1%と微減、当期利益は6億3100万円と同141・4%の増益となった。また、資本金1億3000万円を1億円に減額した。同社では決算で大幅増益となったことで決算賞与を全社員に出すなど人材重視で働き甲斐のある経営を貫きたいとしている。商品別売上高は肌着65%、外着(婦人、子供服)35%。肌着は婦人肌着が善戦した。業績好調の背景には社員のやる気、企画部人材の増強による付加価値商品の提案、物流の合理化、経費の効率化、税優遇措置の活用に加え、支払手形を発行しない強さがあるためと見られる。加藤隆正会長は「平成29年1月期の売上高は105・7%と伸びたが、この1月期は単価が少し下がったのが響いた。今期は先が見えなく予想がつきにくい」と語る。

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