2018秋冬インナー 裏起毛・防寒・防風企画増加・・・リラックス系とスポーツ系に企画集中

3月に開催された秋冬インナー展は、防寒系肌着企画の拡大と売れているリラックスとスポーツインナーの企画が各社ごとの味付けで増えている。グンゼはレディスインナーで「キレイラボ」と「無縫製インナー」が昨対比150%以上に拡大していることで、その勢いそのままに秋冬企画を充実させている。完全無縫製のカットオフ(切りっぱなし生地)のでカットオフアイテムをレディスやメンズボトムに拡げたり、秋冬の無縫製インナーで綿55%の綿混ブラジャーを打ち出すなど売れているシリーズの拡大が目立つ。
福助は高齢化、スポーツ、気温変化に着目した製品開発が相次いでいる。「満足」からは気温対策として吸放湿糸を使用し25デニールの蒸れにくく快適なタイツを発売する。ソックスでは靴とパンツの隙間部分を厚手化し風から寒さを防ぎ、つま先と踵はパイル編みで冷えを防ぐ靴下を秋冬企画で打ち出した。
三誠はボディシェイパーなどの機能インナーやシルクインナー、ヘムショーツなど、これまでにない新しい分野に挑戦している。既存販路で反応が良かったシルク混ブラジャーはシルク30%のリブ編みハーフトップ(税別1800円)。夏は涼しく、冬は保温性があり通年アイテムとして提案する。アウターに響かないヘムショーツ(同800円~1000円)は後ろギャザーでお尻を立体的に包み込む。スタイルアップするカップ付きボディシェイパー(同1600円)はパワーネットを身生地につけてお腹、骨盤、ヒップ、内股を押さえ1枚バキで姿勢を正す機能インナー。
三和はファンデーションで売れているモールドブラの「シンプルソフトブラ」をバージョンアップしている。アンダーベルト部分に樹脂を入れ、これまで以上に補正を加え、リラックスとスタイルアップの両面を重視している。他にこれまで無かった成型ブラに裏起毛した企画も進めており、得意先バイヤーとの商談では秋冬の目玉になりそうだ。
名古屋のチーカスは布ナプキンとショーツを一体化させた「布ナプキンショーツ」(税別2500円)を3月から新発売し展示会で提案した。これは、これまで開発してきたサニタリーショーツのマチ部分に使用するシートを活用したもので、ショーツとして製品化したことで7層構造のシートがズレや漏れを防ぎ、水分を拡散させ不快感を軽減させることができる。
美成産業は「マシュマロワイヤーブラ」を提案する。ノンワイヤー感覚のMLブラジャーで使っているワイヤーが細く、柔らかいのが特徴だ。ノンワイヤーブラで物足りなさを感じている女性を対象に楽な着心地と補正の両方を満足させるブラジャーとして提案する。
片倉工業は秋冬の暖かいインナーを3シリーズ販売する。なかでも注目されるのが肌側綿素材の裏起毛で表側がナイロン、アクリルレーヨン、ポリウレタンの8分袖フライスインナー。起毛した肌側綿の暖かさがポイント。 

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