信用交換所大阪本社2017年の繊維企業倒産/小規模倒産が多発・・・林産業の破産・業績じり貧

信用交換所大阪本社によると2017年の全国繊維倒産(負債1000万円以上)は422件発生し、前年同件数、負債額は758億9500万円で前年比14・9%減と平成で初めて800億円を割り込んだ。100億円以上の大型倒産は2014年以来発生せず50億円以上は紳士コート卸NK(岡山県)1社で小規模倒産が多いのが特徴になっている。また、下半期に中堅メーカー、小売業で破綻があったものの件数は横バイの終わった。業種別では小売商が165件で全体の39・1%、次いで被服製造卸が109件で25・8%、ニット・洋品雑貨製造卸が52件で12・35%となる。地域では東京、大阪、愛知、京都の順位となる。
下着・靴下では3月MKT(徳島市、下着製造)、同ツェルマット(東京都、ランジェリー製造)、6月サンマスター(奈良県、女性インナー製造)、10月フォーガル・ジャパン(東京都、ストッキング他小売)などが主な倒産だった。原因は業績ジリ貧が90%以上、次いで業況急変、資金力不足など。とくにこの1月11日にはランジェリー、ショーツの製造業林産業(香川県坂出市本社)は高松地裁丸亀支部に自己破産を申請し事実上倒産した。平成9年2月期のピーク時は売上高38億6805万円を計上していた。だが、その後、大口取引先の大手GMS、通販企業との取引がじり貧化する中で年商を上回る借入金が膨らむなどで厳しい経営を続けていた。今年はマクロ経済が厳しい中で、各社ごとに商品開発力や取引関係の是非などで、業績格差拡大などで業績のまだら模様が予想される。

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