初春・シリーズ第六弾 業界人に聞く2018年 (株)dazzy、(株)プレジャージーン、三誠(株)、(株)MIC、(株)三栄国際

(株)dazzy 下井大学社長 既存価格帯を中心に販路も拡大・コストダウン、機能商材の拡大

2018年の下着市場の見通しは「変わらない」。市場規模が急激に何枚も下着を買い替えるなど考えにくい。今年は既存価格帯を中心に商材を強化し販路も増やす。生産は少しでもコストダウンを図り、機能性商材の強化拡大を図りたい

(株)プレジャージーン 田中秀男社長 大改革・会社も自分も進化させよう

市場はノンワイヤーブラジャーの流れでワイヤーブラ離れがある。プロパーもブラセットの販売不振が続いた。また、卸部門は専門店の減少が続き、販路そのものを見直す時期にきている。今年のスローガンは「大改革・会社も自分も進化させよう」で、従来のブランドは守りつつ新商品の開発を強化し新販路開拓も積極的に取り組む。生産は小ロット化に対応し工場の集約、アセアンを視野に入れた行動を起こす。

三誠(株)西村吉郎社長 ネットはいいが、リアル店舗は厳しい。ミャンマーでショーツ生産をスタートする

店はなくなり、売場は縮小傾向で下着は少し悪くなる。ネットはいいが、リアルは厳しい。今年は全体の2割ほどの商品内容を見直す。ターゲットにしているヤングからヤングミセスゾーンのインナーやガードルを見直し、ミセスゾーンを強化したい。生産は従来通り中国中心に変わりはないが、一部アセアンにシフトする。ミヤンマーで新しい工場と契約しショーツ中心に生産する。

(株)MIC
神崎淳志社長 ロット優先ではない物作り・モールドブラの開発力を高め差別化を

中国の物作りは単に人件費アップだけでなく染色工程など生産環境基準が厳しくなり、品質や納期が今まで以上に努力しないとダメになっている。弊社では多少ニッチでもロット優先ではない物作りを増やす。最近ではグラマラスサイズのオーダーは増えている。また、全体の60%以上を占めるモールドブラの開発力を高める。型からオリジナルのモールドブラを作り提案することができる点を活かし差別化した提案をしたい。

(株)三栄国際・専務取締役 本間吉郎氏 総合衣料問屋向けの売上減とECの拡大・付加価値を上げないと売れない

ブラジャー全体で見ると、一昨年後半から良くない。市場ではバイの取り合いになっている。販路で言えば、既存取引先だった総合衣料問屋が一段と厳しくなった。それに変わりEC関係は伸びているが、既存の問屋売上減をカバーするのは大変だ。だが、一方で価値のあるものは売れている。質の高いシンプルなモールドブラ、刺繍もの、レースやプリントなどで、これまでとは見た目にも違ういい資材を使ったものなどだ。付加価値を上げないと売れない。

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