インタビューdazzy(デイジー)下井大学社長/ランジェリー2ケタ増/ブラセット1270円は変わらず

デイジー(東京本社)はドレスとランジェリーを主力商品にして成長するネット通販企業として注目されている。1年前に上場準備室を設け、株式公開に向けて社内整備を続けている。今期までの到達点と今後の目標について下井大学社長に伺った。
ー17年を振り返ると
昨年はその1年前に作った企業基盤整備計画に基づき企業インフラを固めてきたが、その延長で2年目も継続して取り組んだ。社内では会社全体のシステム変更が進んだことで、これまでの仕事のやり方が大きく変わろうとしている。細かいことで言えば返品に伴う経費のことから仕入発注から納品までのコスト算出方法などたくさんあり、作業工程ごとに透明化を追求し、正確なコスト計算もできるようになった。それに、人材面でも新しい人を積極的に登用している。
ー物流は
2016年12月に物流施設を船橋に統合したがその成果は出ている。コスト的には上がった部分もあるが、逆に下がったコストもあり物流費全体ではプラマイゼロの状態。だが、新しい物流施設にしたことのメリットが大きい。これまでの物流は1日あたりの受付制限があったが、その上限がなくなったことで、弊社の配送サービスとして掲げている5時までの注文に関しては当日配送が完全にできるようになった。これで、安心して注文を受けられる。また、以前までドレスはたたみ納品だったが、ハンガー納品にすることができるようになり商品管理と作業効率が改善された。
ー販売は
ドレスが競争激化で売上減だが、ランジェリーは2ケタ増になった。ランジェリーの中でボリュームゾーンのブラセット税込1270円は全体の約70%で、その上の2000円~3000円の価格帯が残り30%の割合。購入平均単価は3000円前後でぶれることなく1270円を販売し伸びている。
ー17年2月期は
売上高は39億円、内訳はドレス部門が構成比約60%、ランジェリー同20%、その他が同10%弱となっている。一番伸びたのはランジェリーで昨対比120%。社員55人でパートアルバイトを含めると70人の従業員数となる。
ー今後の課題は
売り切れ後の商品再入荷の期間を短縮すること。そのために必要な社内の判断、申請、許可、再発注までの社内工程を短縮するために作業を見直した。現在、60日かかる再入荷までの期間を短くすれば注文数も増える。次は定期購入システムのランジェリーへの導入だ。現在、進めているドレスやコスメ部門でのシステムを新たに拡大したい。スタート当初はショーツを毎月1枚届けることから始めるが、うちで契約する人気モデルがプロデュースし選んだショーツを届ける。毎月何が届くか分からないワクワクどきどき感を楽しみに購入を勧める。ネット通販では定期購入ビジネスはひとつの大きな取り組みなのでテストを繰り返しながらランジェリー部門でも拡げていきたい。
商品ではコスメと雑貨を増やす。クレンジング(1個1680円から2680円)やBBクリーム(1個1800円~)で広告や口コミで増やして行きたい。 ランジェリーはブラセット税込1270円をぶれることなく売り続けていく。PB(プライベートブランド)もやりたいと思っているが、1色800セットまでは妥協してくれるが、それ以上は難しい。しかし、対応してくれる工場があれば取り組みたい。

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