マミーナの下着専門店8店舗の行き先は・・・関心高まる譲渡先

2017年11月7日三越伊勢丹ホールディングの決算発表で伊勢丹の子会社で婦人服専門店マミーナの会社清算(事業終了)が発表されると、下着業界ではその下着専門店(8店舗)の譲渡先がどこになるかに関心が集まっている。発表された会社清算は、三越伊勢丹グループ構造改革の一環として伊勢丹松戸店閉店、食品スーパークイーンズ伊勢丹の売却などのひとつとしてマミーナの事業清算が発表されたもの。マミーナは3期連続して債務超過状態で、期近決算では5期連続して最終純損益が大幅な損失(表参照)に陥るなど事業継続が困難な状態に追い込まれていた。2017年3月期は売上高40億2400万円、最終当期純損失額は4億8356万円で「アナスイ」、「ケイタマルヤマ」などの店舗や下着専門店8店舗など計25店舗を展開していた。
なかでも下着分野ではマミーナが展開する下着専門店8店舗のゆくえに関心が高まっている。店名「ディアラブ」がルミネエストとルミネ立川に2店舗あり、「ロックユアハーツ」が東京、大阪、福岡に6店舗展開している。この店の特徴はSPA(製造小売業)が主流となる中で数少なくなった品揃え型専門店でワコールやトリンプなどのナショナルブランドを販売せずに都会的でおしゃれなランジェリーショップを展開していた。仕入先はゴールドフラッグ、ナルエー、ラヴィアドウ、美匠、プレジャージーンなどの下着メーカー中心にルミネ、アトレなどJR関連の駅ビル中心に展開していた。こういった品揃え型下着専門店はマミーナのみならず全国的に少なくなりつつある。2000年前後までは全国の駅ビルや路面店などでは数多く展開していたが、SPA型のメーカー直販が増えたことや2010年頃からはインターネットを活用したネット通販が急成長する中で、路面店を含めてJR系の駅ビルからは既存の品揃え型下着専門店が姿を消していた。マミーナはそんな中でも残っていた希少な店舗として期待されていただけに今回の会社清算を嘆く声は多い。その一方でマミーナ側からは仕入先や関係者には「引き続き事業は継続する」といったメッセージも伝えられており、2018年3月で会社は清算手続きに入り消滅する方向だが、下着事業がどうなるか?譲渡先がどこになるか注目を集めている。マミーナは伊勢丹の婦人服専門店として1964年(昭和39年)3月に設立された。1970年代から2000年前後まではチエーン展開により業績が拡大し、一時は日本の婦人服専門店チエーンでは鈴屋、三愛、高野に次ぐ大手婦人服専門店チエーンとして婦人服市場を席巻していた。

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