春夏の下着専門店 デフレ懸念浮上 ファッションは低価格品で

ポリスポリス風ブラセット/プレジャージーン

メードメイド風ブラセット/プレジャージーン

下着専門店春夏      浮上してきたブラジャーのデフレ懸念       コスプレ下着人気
下着専門店の春夏の商戦が中盤にさしかかっているが、このシーズンの大きなトレンドはないが、①ワンランク上の価格帯でも上質感のあるものが売れている。②それに対して既存のレースブラジャーやブラセットが低迷している。③低価格のブラセッ1000円~1300円がファッションで売れている、などだ。また、インターネットでは3500円前後の福袋でブラセット5組入りなどの超低価格品が売れ続けておりブラジャーは再びデフレ懸念が浮上してきた。
ぼやけた柄は減った
プリントとシフォンの薄いカラーでぼやけたイメージのブラジャーやブラセットがOL対象に売れていたが、その数量は月を追うごとに減少している。花柄プリントがトレンドと言われ出して5年近くたちトレント末期状態に入っている。いまでもルミネ、パルコなどファッションビルのセレクトショップやアンフィ、アモスタイルなどの下着専門店で売れているがその売れる数量は減っている。最近では郊外のしまむら、サンキ、ドンキホーテで、そういった可愛い花柄プリントが1000円~1300円前後で売れており、、すでにトレンドとしては最終段階に来ている。一部でケミカルレースやサテン生地と合わせてプリント柄が前面に浮き出てこないようなものが売れるなど外から見て、明らかに花柄プリントと見えるモノは売れない。
グラデーションはまだ売れている
グラデーション柄のブラジャーも根強く売れている。これも5年ほど前からケーズウエイの「リサマリ」でヒットしてすっかり普遍化し、業界の売れ筋定番となった。最近では、この商品も2300円ブラセットから1000円ゾーンでも売れており、広がりとともに価格もすそ値を広げている。しかし、先も見えている。
デカフリルも沈む
大きなフリルをブラカップ全面に使ったブラジャーの売れ行きも堅く売れ続けていたがここに来て沈んでいる。かつては、5段、6段フリルなどフリルオンパレード型やドレープ性のある大判フリルがヒットしたが店頭から徐々に消えつつある。最近のフリルタイプの売れ筋は容量が小さくなり、メロウ仕上げのような使い方が多い。いまでも店舗内に1品番でカラー3色展開すれば売れる。このデカフリルは関東では極端に弱く関西ではまだ売れ続けている。

トレンドカラー赤で始まり、その後がない
この春夏は1~2月に申年の赤が売れたことが最大のカラートレンドだが、他に大きなカラーの動きはない。売らんがために通販情報誌が「オレンジ、イエロー、グリーンなどのカラーが売れた」と報じているが、それらが実際に売れた数量は少ない。売れている色は1年中変わらずパステル系のきれいな色目を中心。一部でくすんだ色で、ナチュラル傾向とも言えるカラーも少し売れたがボリュームではない。前秋冬ではメリハリのきいた濃いめのシーズンカラーも売れたが、締めてみるとベージュ、白、ネイビー、サックス、ピンクと年間定番的カラーが相変わらず主流だ。カラーでもファッションがなくなった。
コスプレ下着で変身
前秋冬は10月のハロウイン前からコスプレ下着、あるいは変身願望を満たす下着が登場し、ただの話題ではなく売れて秋冬商戦のひとつになった。このコスプレ型下着は当初ハロウイン向けに企画したが一時的に売れて、ハロウイン終了後に完全に売れなくなり廃棄処分となりロス率が高まるという苦い経験をした。そこで今シーズンは修正して秋の立ち上がりを早めに展開しロスを少なくする納期設定が多い。8月からクリスマスまでの少し長い期間にイベント商品として販売できるタイプのものが増えそうだ。
プレジャージーンの5月秋冬展では秋のイベント企画としてポリス風(制服)イメージのブラセットにナース、メイドなどが加わりハロウインが10月末で終わってもクリスマスまで長く売り続けることができるように提案している。こういったコスプレ下着は非日常的で面白いと人気だ。

 

ハロウインプレジャージーン5月展POP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る