インナー(肌着)3月秋冬展示会 発熱インナー削減

三和調音三和

片倉工業蒸れない片倉工業

インナー3月秋冬展 

発熱系インナーの見直し削減   ムレ解消する透湿保温   通年商品と下履き強化

インナメーカーの2016年秋冬展が3月に集中して開催された。2015年秋冬商戦で発熱系インナーが大苦戦したことで、どの量販店や小売店も秋冬販売計画の修正を迫られ、メーカーの展示会でも、前年までと違う商談風景が目立つ。
各社共通する秋冬インナーのポイントは①発熱インナーを見直し削減、②外で着用するシーンを想定したアウトドア型の超防寒厚手インナー、③発熱インナーの欠点として指摘される「蒸れる不快感」を解消するために発熱し透湿性を高め不快感を解消するインナー、④前秋冬シーズン通して安定して売れた下履き(メンズ、レディス両方)強化、⑤通年インナーの拡大で気温や季節に影響されないMD力強化がポイントになっている。
三和(大阪市本社)はシーズン期間中だけでなく春にも着用できる寒暖差に対応する調温調湿機能を切り口にしたインナーを新発売する。これは、秋や春先などの端境期から晩期にも売れた実績があり本格的に取り組む。また、アウトドアに対応した厚手インナーでは編み地を工夫し糸の中に空気層を多く取り込む厚地インナーを新発売する。他に健康志向に合わせメンズにはアルガンオイル、レディスにはシアーバター配合で肌の健康を訴求するインナーを販売する。
アズ(箕面市本社)ではアウトドアシーンを想定した防風透湿フィルムフリーズテックスを採用したメンズインナーで新発売する。風邪を通さず蒸れないインナーでトップスが1380円。また、「粋肌着」では1枚で2枚分の暖かさがある帝人の「ソリストヒート」を使いバルキー糸のガーゼ調接結編みで2枚の生地をつなぎ合わせ暖かい空気層を作るインナーを提案する。
フジボウパレル(東京本社)は堅調な「BVD」定番品強化と並行してシーズンインナーも増やす。「BVDシーズンゴールド」では従来の裏起毛フライスと厚地スムースに加え、綿100%で重厚感のあるエイトロックスムース編みで肉厚ボリュームのあるインナーを提案する。他にも裏起毛ストレッチ、蓄熱保温、生地がダンボールのような保温二重構造、軽さと保温性のあるもの、ポリプロピレンを使った汗冷え抑制、BVD最重量の綿100%肉厚インナーなどを新販売する。
片倉工業(東京本社)は秋冬の発熱インナーで不快感の強いムレを抑制するインナーを新発売する。吸放湿性に優れた旭化成の素材を使い室内と外気との寒暖差のあるシーンでも衣服内環境を快適に整え長い期間着用できる。また、肌側綿100%で表起毛やローゲージのフライス編みで伸び伸び両面起毛、柔らかい裏起毛タイプなど。通年商品ではシルク素材のインナー、ブラジャー、ショーツなどで天然素材の吸放湿性や保温性を訴求する。
グンゼ(大阪市本社)は主力ブランド「快適工房」が前シーズンも好調に推移したことで、継続して定番品の充実とシーズン商品の拡大を図る。「ワンダーウオーム」は背中から肩上部のみにワタを入れ厚みを出して目で見て分かる防寒インナーを打ち出す。従来品よりも軽く肩を中心に温め圧縮しても元に戻る。
また、「快適工房」では断熱保温と薄軽発熱の2つのインナーグループを増やす。断熱保温インナーは業界初の3D立体編みの断熱保温快適素材で肌側綿100%、吸湿発熱、保温、断熱、蒸れにくいという特徴がある。生地表と裏の間に暖かい空気層ができる三重構造でしっかり保温ができる。薄軽発熱インナーは綿混50%で吸湿発熱、日本製で抗菌防臭加工がある。不快な湿気を吸収拡散し余分な湿気を逃がす機能がある。

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