インタビュー/澤村 取締役営業本部長兼営業戦略室室長兼大阪中央支店長 酒谷典秀氏/素材から生地、製品、小売を展開する強みの発揮

インタビュー

昨年10月から今年6月までは前年並みの売上高だが7月から9月までは盛り上がりが欠け低調な動きになると予測している。売上高は生地60%、製品40%の比率で昨年から生地の輸出や下着向けの生地は悪い中で機能性生地が順調で、産業資材・車シート、スポーツ用も健闘している。製品別ではミセス向け和柄が人気、ヤング系カジュアルは横ばい、下着は良くないが来期は期待できる。子会社のプレジャージーンとは企画を連携しながら1プラス1が3になるように直営店での消費者の声を企画に反映させている。現在、下着27店舗、アウター8店舗のリアル店を抱える。本社との人事交流を含め来期からショールーム的な店とネット販売との連動に取り組みたい。当社は素材の強みを活かし生地、製品、小売まで展開している業態で最大の特徴は〝全てが揃う〟ことだ。国内外に支店があり、バンコクで生産した生地トレースをその他のアジアへ販売している。歴史的に国内染工場と仲良くしP&C会(染色業者との交流会)を設け交流を深くしてきた。いろんな生地を作るためには染色工場の機能が大事である。特に東洋染工とは連携して機能性や付加価値のある生地作りに取り組んでいる。
トリコットは北陸、丸編は和歌山をベースにニッターと連携し素材から着用時の快適性、最適なサポート性、付加価値、新企画をアパレルや縫製工場の別注で対応している。定番的な生地、副資材は小ロットでクイックに納品できるネクスト・ステージを利用していただいているので生地を在庫している。ショーツのマチに使う生地は小さいので当社が倉庫代わりのような役割だ。
また、エンブレースには強みを持ち4人のデザイナーが自主開発品を提案し昨年からODMを増やしている。各産地組合のメンバーに加入させてもらい連携して日本製品再構築に励んでいる。7月20日にはトリコット再発見展を開催した。当社には20人の繊維製品品質管理士の資格を持つ社員がおり商社だがニットの製品、品質、技術などの物作りに自信を持っている。
プロフイール
酒谷典秀(さかやのりひで)氏:1964年7月15日奈良県橿原市生まれ。大阪商業大学卒業後1987年入社、資材関係の営業経験が長い。昨年12月現職に就任。

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