秋冬の靴下は丈とサイズに注目・・・ヒールの高い靴で丈が長くなる/若い子の足が大きくなった/甲高でスニーカーソックスがぬげる

(画像はチュチュアンナ7月展から)

靴下の丈とサイズに市場の熱い視線が集まってきた。チュチュアンナ(大阪市本社)では秋から靴下の丈を見直し、これまで主力にしてきたスニーカーソックス(7㎝中心)やショートソックス(11~13㎝)が中心だったが、秋からは丈の長さが16㎝~18㎝の長目を増やし、長目丈ソックスの品揃えを充実させる。ピンキーベルやリセコレクションなどの靴下専門店を展開する辻商やスタジオポアックを傘下に持つTSBホールディングス(奈良本社)はこれまでカバーソックスやスニーカソックスに比べて品揃えが薄かった丈の長さ15㎝~17㎝の200本ゲージの薄手靴下を増やす。靴下専門店チエーンタビオ(大阪市本社)は丈のバリエーションは豊富に品揃えしているが、それに加えて8月秋物から新たにLサイズ(24㎝~26㎝)の品番数を増やす。この春夏の靴下市場はこれまで伸びてきたスニーカーソックスやタイツが低迷し苦戦を余儀なくされているなかで、秋冬からの巻き返しを狙って、消費者の丈やサイズニーズに注目し、再び靴下を成長軌道に戻そうとする動きが強まってきている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

チュチュアンナは薄手のハイゲージソックスで16㎝~18㎝のソックスを充実させる。その理由は主に2つ。①最近の靴のトレンドでヒールの高い靴、靴底の高い靴が増えて来たことで、そういったトレンドに敏感な20代~30代の若い女性向けにはこれまで以上にアウターのロングパンツと靴に合わせてスタイリッシュに見える長目の靴下が必要という判断だ。②最近の若い女性たちの足の長さが一段と大きくなり、それにあわせた靴下需要は高まると見ていることだ。TSBホールディングスはこれまで売れていた7㎝丈のスニーカーソックスや11㎝~13㎝のショートソックスに比べて品揃えが薄かった15㎝~17㎝のソックスを増やす。その背景にはスニーカーソックスの売れ行きが全体に停滞したことで、それに変わる新たな商材開発として丈の長いソックスやLサイズの靴下を充実させることで分散化したニーズを取り込んでいきたい考え。同社では「日本人女性は甲高の足が多いが、そんな足だと7㎝丈の短いスニーカーソックスではすぐに脱げてしまうという欠点がある」と指摘する。こういった甲高足の存在も長目丈のソックスやLサイズ需要につながると見る。
また、タビオでは丈の展開サイズは多く取りそろえており、どんな丈が売れ筋に来ても対応できる体制になっているとしながらも、丈やサイズの変化には敏感だ。この8月の秋の新製品からはこれまで少なかったLサイズ(24㎝~26㎝)のソックス品番を増やして品揃えする。同社では「前から婦人靴下でLサイズが足りないという声はあったので、それを解決するために品揃えを厚くする。これまで、欲しいソックスでLサイズがない女性たちは紳士靴下を購入してカバーしていたというケースは決して少なくなかった」と話している。この秋冬の靴下消費最前線では靴下の丈とサイズに熱い視線が集まりそうだ。ヒールが高い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る