ブラジャー輸入統計2015年(1~12月累計)

1月に公表された貿易統計からブラジャーの2015年輸入量と輸入単価(CIF価格)をまとめた。それによると、2015年のブラジャー輸入量は9975万4996本、前年比90・6%と1億本の大台を割り込んだ(表1参照)。これは、2002年(平成14年)の9804万6299本と並び約13年前の水準に逆戻りした数値となる。「ブラジャーの消費低迷」が叫ばれて久しいが、それを輸入統計が実証した形となった。
表5の2015年ブラジャー輸入の月別数量を見て行くと、2月に前年同月比146・2%と大幅に増加したが、他の月では12月がほぼ横ばいになった程度で、その他の月は全てマイナスとなる。2015年は一年を通して輸入が低調に推移した。
また、単価は2015年のブラジャー1本当たりの輸入単価(CIF価格)が592円で前年比111・2%と大幅増加となる。この2015年とほぼ同じ輸入量だった2002年のブラジャー輸入単価は458円で、それを13年後の2015年と比較すると、単価は13年間で129%と約3割ほど増加したことになる。つまり2015年と2002年をブラジャー輸入で比較すると、輸入量はほぼ同じだが、単価は3割ほど増加した。
中国輸入大幅減
その輸入減の第一要因は中国からの輸入が大幅に減少したこと(表2参照)。輸入が7767万8384本、前年比88・7%で、数量で年間約1000万本減少した。単価は526・6円で前年比110・5%と上昇した。これは、2013年の上昇率111・3%に次ぐ第2番目の上昇率となる。単価の底値は2010年の372・2円で、それを2015年の526・6円と比較すると1・41倍となり、ブラジャー輸入コストの上昇は円安が始まった2013年以前から始まっていたことが分かる。

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