グンゼインナー10年ぶりに増収に転じる

グンゼ2016AW展グンゼ2016秋冬展

グンゼインナー
10年ぶりに増収に転じる

グンゼの2016年3月期決算で主力のインナー部門(紳士、婦人、子供肌着とレッグウエアの合計)が10期、10年ぶりに売上高が増収に転じた。
3月期アパレルセグメントの売上高は681億6400万円、前期比101%と増収。営業利益は22億3200万円、同150%と大幅増益となる。
その内訳はインナーウエア(紳士、婦人、子供肌着)が360億円で前期比99%と前年に届かなかったものの、主力肌着ブランド「快適工房」などのリニューアルで売上げが増加し、過去長らく続いた売上げ減少傾向に歯止めがかかっている。また、レッグウエアは前期に続き増収で210億円、同106%と好調だ。主力のパンストブランド「サブリナ」中心にナショナルブランドが好調に推移し、加えてレギパンも善戦し増収となる。
この3月期のインナー部門の増収は2006年の884億円から10期10年ぶりの増収となる。同社は長きにわたりインナー売上げの低迷を続けてきた。アパレル部門売上高は1991年の1656億2900万円をピークに、既存販路の低迷やユニクロなどの衣料専門店チエーンが合繊素材でインナーを大量販売した影響を受けて綿100%のフライス生地に強いグンゼのインナーが苦戦していた。
だが、ここに来て基幹ブランド「快適工房」のリニューアルやシーズンインナーなどで既存商品以上に高い機能のあるインナーを開発してきたこと、また、最近の綿素材中心に肌に負担の少ない天然繊維再評価の動きも加わりグンゼのインナーが再び売れ出している。
小売企業2社子会社化
また同社は4月15日付けで(株)ジーンズ・カジュアルダン(広島県庄原市本店)と(有)伊達デパート(広島県庄原市本店)の2社を買収し子会社化すると公表した。
これは、同社の中期経営計画(CAN20」(2014年度~2020年度)でアパレル事業の強化を進めることを掲げているが、これはその一貫として推し進めるもの。現在、アウトレットストアーなどで小売事業を推進しているが、今回の2社の子会社化で、小売事業を加速すると見られている。子会社化した2社の2015年3月期は2社合計で約7億円。従業員は216名となる。gunnze

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