保木1月期決算 保木社長

保木(株)保木孝也社長

多様化進む肌着
1月期売上高5%減
保木
保木孝也社長

肌着需要は節約志向と天候条件が悪く冬物機能肌着が予想に反して成績が振るわなかった。肌着専業メーカー保木(大阪市本社)の保木孝也社長に前シーズンと今年の見通しを聞いた。
機能肌着バラエティ化
今年の肌着市況は前年よりもさらに厳しいと見ている。これまで柱の回りを肌着売場が占めていたが全体に売場が縮小する。特に前シーズンの冬物機能肌着の落ち込みが大きかったので得意先はは慎重な姿勢で臨んでいる。また、年が明けてから寒さがぶり返し一部で冬物防寒肌着の売れ行きは改善したが、そのことで春物投入が遅くなった。冬物の機能肌着は登場して5年になるが市場は一巡した。
秋冬、春夏とも機能肌着は一段と多様化することが予想される。素材的にも年間で綿を展開する動きが強まる。これまでのような、薄さ、伸び、軽さ、プラス加工という動きではなく、保温やフィット性に機能を絞リパッケージを工夫して打ち出す流通業者がでるなど、生産する品番数が広がり製品内容が多様化している。今後はスポーツ、健康などの分野でも肌着が期待される。
生産の主力は中国であることに変わらず現地の賃金、原料高も落ち着いてきた。しかし、信用情報によると現地の肌着メーカーの倒産が増えているのが気にかかる。来年4月から消費増税があるとさらに需要にブレーキとなるので据え置きを歓迎している。前期売上高は流通在庫があると見て慎重な姿勢で臨み、予想は減収と予想していたが2016年1月期の売上高は301億円と前期比4%強の減収となつた。昨年前半の1月から11月と今年1月は前期の売上高を越えたが肝心の12月が大きく落ち込んだのが原因。下期が悪く上期が良かった。商品は女性肌着60%、男性肌着30%、子供肌着5%、ソフトブラ5%、他5%の構成比。為替の影響はあまり受けていない。

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