求められる眠りの質 理想的な快適パジャマとは

(画像はフランスのピレネックスペンディング&ホームウエア)

求められる眠りの質 理想的な快適パジャマとは

寝装寝具市場で睡眠の質を実現する寝具、パジャマの提案が増えている。世界の中でも睡眠負債が多いとされる日本人にとって理想的な睡眠とは何か。睡眠と快適な寝装寝具のいま、を模索する動きが強まっている。

経済協力開発機構(OECD)の統計(Gender Data Portal 2019)によると、1日のうち睡眠に費やす平均時間は、米国528分、英国508分、フランス513分、スペイン516分、中国542分など500分を超える国が多いのに対し、日本は442分と最短水準だった。隣国の韓国も471分と短い。日本は政界でも有数の不眠大国となる。

高齢社会

我が国の総人口は、平成30(2018)年10月1日現在、1億2,644万人。

65歳以上人口は、3,558万人で、総人口に占める割合(高齢化率)も28.1%となる。

 

高齢者の特徴

精神機能の老化は、個人差が大きいという特徴がある。その理由は、中枢神経系が年齢を重ねて変化をしていく中で、心理的、身体的、環境的な要因が加わり、その結果として精神機能の症状が出現するといわれる。

一番顕著な例は、身体的な症状としての冷えの問題等がある。

 

 

 

 

冷えには 末端の冷え(足首・指先・首・背中・腰)等が多く上げられる。

足首の冷えに関しては ズボン裾のリブゴム仕様

指先の冷えに関しては 仕様に依る対策がありますが

首の冷えには衿付スタイルの上着

背中の冷えには 背当てを二重にするとか?

腰の冷えには 腰部の二重仕様とかあります。

睡眠の特に体温の保持が特に重要です。

体温に関して

人の体は通常、夜、睡眠前に体温が上昇し、睡眠に入ると体温が低下する仕組みになっています。寝る前にリラックスした状態になると、手足の毛細血管の血流がよくなり(血液を手足の毛細血管に移動させることにより)、皮膚の表面温度が上がる。それにより、深部体温が下がり、基礎代謝能力を下げて脳と体を休ませようとする。

睡眠中の人間の体温は1~1.5℃低下している。体温が1度下がるごとに免疫力は35%下がり、基礎代謝能力も15~25%下がることがわかっています。つまり、人間は睡眠中に病気になりやすい状態だということになる。この問題を解決するために、規則正しく十分に睡眠時間を取ることに加えて、もうひとつ提唱されている。

それが、体を暖めながら眠ること。その名も「あたため睡眠法」です。これは、睡眠時に病気が進行しやすい35.5度以下になるのを防ぎ、高い免疫力を維持したまま眠る方法。

体を暖めることによって、毛細血管の血流も良くなるので、病気になりにくい体をつくることができる。

体を暖めることは重要ですが、電気の力で暖めることはおすすめしない。たとえば、電気毛布や電気敷布、電気カーペットなどを使われている方は多いが、これらは、一般的に体に有害とされる電磁波(欧米では人体への影響を考え、電磁波防護基準が法律化されています)の発生を伴う。電熱線が流れる過程で電磁波が発生するだけでなく、体をあたためて水分を奪っていくため、血液がどろどろの脱水症状になってしまう恐れがある。

 

 

 

 

 

 

 

次に大事な眠りにおけるホルモンのリズムがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メラトニンとは

メラトニンは今日では眠りを誘うほかに、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、疲れを取るために、病気の予防や老化防止にさまざまな効果を持つと考えられており、注目されているホルモンのひとつ。

夜間に多く分泌されるメラトニンの分泌は主に光によって調節されている。夜中に強い照明の中にいると体内時計の働きが乱れてメラトニンの分泌が抑えられる。これが、睡眠覚醒リズムが乱れる原因となる。

加齢とともに減少するメラトニンは、年齢を重ねるとともに分泌量が減ることが明らかになっている。年をとると朝早く目覚めたり、夜中に何度も目が覚めたり、若い頃より睡眠時間が減ってくるのは、加齢により体内時計の調節機能が弱まっているためと考えられている。

成長ホルモンとは

脂肪を分解したり、また、肝臓で作られたコレステロールの取り込みを促したりすることにより、最終的には血中のコレステロールを低下させる働きがあります。成長ホルモンが出なくなると、LDL-コレステロール、総コレステロール、中性脂肪の増加がみられ、反対に、HDL-コレステロールは減少します。そのまま放置していると、動脈硬化が進む原因となる。

悪玉コレステロール(LDLコレステロール)

HDLコレステロール(善玉コレステロール)

心筋梗塞や狭心症の危険成長ホルモンが出なくなると、心臓の機能が徐々に低下していく。その状態が長く続けば続くほど、心筋梗塞や狭心症の前段階ともいえる動脈硬化が進み、生命の危険(心不全)にまで及び、糖尿病にもなりやすい。

インスリンには、体内のブドウ糖を筋肉や肝臓などの組織に取り込ませる働きがある。そのインスリンの働きが悪くなると、血糖が下がらなくなり糖尿病となる。成長ホルモンが出なくなることによって内臓脂肪が増え、インスリンの働きが悪くなり糖尿病も引き起こすことになる。

成長ホルモンは、骨格や筋肉を発達させたり、脂肪を分解したり、体内のナトリウムバランスを維持するなど、人体を構成する組織の維持に重要な役割を担っている。その成長ホルモンが欠乏すると、次のような症状がみられます。

  • 体脂肪(とくに内臓脂肪)の増加 ● 筋肉の低下

コルチゾールとは

コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。ストレスを受けた時に分泌が増えることから「ストレスホルモン」とも呼ばれています。コルチゾールの主な働きは、肝臓での糖の新生、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪組織での脂肪の分解などの代謝の促進、抗炎症および免疫抑制などで、生体にとって必須のホルモンで、炎症を抑える働きからステロイド系抗炎症薬として治療にも広く使われている。

また、一般に、コルチゾールの分泌は朝が最も高く、夜には低くなり、生体の一日の活動リズムを整えると言われている。過剰なストレスなどで、この活動リズムが壊れてコルチゾールの分泌が慢性的に高くなると、うつ病、不眠症などの精神疾患、生活習慣病などのストレス関連疾患が疑われると言えます。

つまりは 日本人の一番不得意とする睡眠は、上記の通り体を暖かくして寝る事と

ホルモンの作用のピークが来る大事な時間だったのです。

睡眠環境の温度や湿度で意識したい場所は2つある。

ひとつは寝室内の温度と湿度環境。

もうひとつは、ふとんに包まれた人が入る小さな空間(寝床内)です

29℃の室温で眠るのが最も睡眠が安定するとされているが、日本には移り変わる季節があり、季節の外気温は大きく変わる。寝室も外気温に影響されて季節ごとに室温が変化する。睡眠を行う寝室環境の室温として許容されるのは、夏季で28℃以下、冬季で16℃以上となる。快適な睡眠環境は、寝床内を快適な温度に保つことが大切になる。

では 表にしたら どうなるか?

下記の図を参考下さい。

気を付けて欲しいのは温度と共に湿度も関係します。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり 最適な眠り着(パジャマ)に必要な事は

温度・湿度に係る素材及び仕様に気を付ける。

★通気性が良くて(蒸れ難い)

★空気を多く含む(保温性)

上記★2点を満足させる素材なり仕様が大事になる(続)。

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