インタビュー しまむら商品5部部長鮎澤厚洋氏 PBはクロッシーに集約 ブラ2900円に挑戦 定番比率を上げる

インタビュー

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ーPB政策は
今年から、これまで好感度高単価の「ソリデル」、高品質な「クロッシー」、低価格ゾーンの「フロイデ」と3つあったPB(プライベートブランド)は「クロッシー」に集約しボリュームを出すことにしました。とくに、定番は「クロッシー」に集約しブランドの認知度を上げていきます。価格帯はブラジャーで1000円以上、ショーツで500円以上の中間価格帯から上のゾーンで看板商品で長期販売できるものとなります。これは、いつ行っても安心して買えて、それに楽しさをプラスした商品ゾーンです。昨年までのPB比率は34%前後でしたが、今年はブランドをひとつに集約し、商品も絞り込んでいますから20%代まで下がる見通しです。

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しまむらのプライベートブランド「クロッシー」
ー価格政策は
お客様に認知されている価格はいじらないというのが基本です。インナー1枚480円、ブラジャーでは980円~1200円は変わらず展開します。その上でブラジャー1500円、1900円と価格の高いゾーンも増やします。一番売れて成果が出たのが1500円です。これまでよりも値段の通るブラジャーが売れたことは大きな成果です。しっかりやっていけばブラジャーではまだまだ可能性があり、将来的にはブラジャーで2900円までやりたいと考えています。ブラジャーのノンワイヤー比率は50%以上、販売数量は年間で1000万本を超えます。ブラトップの影響なのか、一度楽なブラジャーを着けるとワイヤーブラに戻りにくいのかも知れません。
ー靴下は
この春夏はスニーカソックスよりもカバーソックスが売れ筋となりました。涼しい履き心地が受けたのでしょうか。靴下売場は平台を少なくし、売価も580円まで上げました。この3年間でプレオーガニックコットンの婦人ソックス1足380円が売れて定着し、他にも日本製婦人靴下でしっかり打ち出すと売れています。
ー秋冬対策は
これまでは日にちを決めて商品を大量に投入していましたが、これからは、夏から秋にかけて売れる商品を長く売っていくなど通期商品のウエイトを増やし、冬物厚手インナーは浅めになります。とくに、厚手の冬物は気温環境で影響が大きく変わり、シーズンを通してプロパーで売れるのは30日間程度と短くなりました。残してレジで値引きではなく秋や春先まで売れる通期商品のウエイトを増やします。
ーインナー事業の方向は
これまでインナーはアウターと同じように新しい商品を次々展開し、品番数を増やしてきた結果、平台から品物が溢れ出るほどに品物が積み上がり、その売れ行きが鈍化して値引きして消化するということが起こりました。これからは最低3から4ヶ月のサイクルで売れる物を投入し、中には半年、1年単位で販売する定番に絞り込んで展開します。元々、肌着は定番比率が高いのに、いろんな物を集め揃え過ぎたのを適正な姿に戻し、今は正常運転になりました。アウター衣料は売上の上下変動が大きいアイテムですが、インナーは安定しています。インナーはアウターで売上が大きく変動しても安定して会社を下支えするようになれば良いと考えています。

 

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