インタビュー新社長就任、株式会社ハクタカ 竹内一晃社長 インナーを違う視点から見てみたい

株式会社ハクタカ(大阪府箕面市本社)の竹内一晃(たけうちかずあき)社長は2019年8月の取締役会で代表取締役社長に就任した。昭和55年1月8日生まれの40歳で、趣味は大きな体を活かしたスポーツ。寝屋川市にある同志社香里中学・高等学校から京都の同志社大学経済学部と同志社一本で学んできた。大学では激しく体をぶつかり合うコンタクトスポーツに憧れ同志社アメフト部に入部した。卒業までは捻挫、脱臼など怪我の絶えない学生生活を送る。
卒業後は平成15年4月に住友信託銀行入社し、5年間の勤務を経て平成20年5月にハクタカ入社。営業や仕入を経験し入社12年目39歳で社長就任となる。いまは、東京に家族と住まいを持ち、今年生まれたばかりの子供と一緒に遊ぶのがスポーツ以上に楽しみになっている。「インナーを違う視点から見てみたい」と語る真意は何なのか、新社長に伺った。
ー新社長の抱負は
私が入社し12年間で感じたことは、この会社でやりたいこと、できていない事など課題が盛りだくさんあるということです。その課題解決のために、社内の有形無形の資産を最大限に活かしていきたいと考えています。
この会社は祖父竹内孝次が昭和5年にメリヤス肌着の製造卸で竹内商店を大阪市福島区で創業し、私で4代目になります。特に感じるのは、インナー以外の異業種にも目を向け、インナー事業で作り上げたノウハウを活かした事業を広げたいと思います。
すでに、インナー市場は飽和状態です。肌着、衣料品と言った分野だけでなく、違う観点からもインナーを見て、いまの肌着を深掘りしていければと考えています。
ーハクタカの特徴は
うちは、インナーメーカーですが、その特徴は肌着分野でも幅広い商品をカバーしていることです。紳士、婦人、子供肌着だけでなく、ベビーやマタニティインナーまで肌着ではオールアイテムを企画し製造販売しています。
ですから会社にはインナー各分野のスペシャリストや全体のMDを見るジェネラリストがいるインナー総合メーカーというポジションが強みです。得意先からも、インナーではどの分野でも頼りにされ、提案できる点が強みになっています。
ー次の取り組みは
まず考えているのは、既存の得意先との商売を広げることです。現在でも幅広い肌着分野がありながら攻めきれていない、昔から取引口座のある大手や中小の得意先がたくさんあります。そこを対象に、新しい切り口でインナーを提案し、商売の幹を太くしていきたいと考えています。そのために今年に入り営業部員を増やしました。
ー現在の会社概要は
2019年5月期の売上高は前年比107%でした。昨年の市場は厳しい状況でしたが弊社のベビー、トドラー、マタニティなどの肌着分野は製造卸するメーカーが減っていることもあり、ビジネスチャンスは増えています。変化に対応することができればチャンスはまだまだ増えると考えています。得意先や社内人材にも恵まれていますので、この資産をもっと活かしていきたい。
ー生産は
中国に拠点工場がありますが、現在では日本人一人が駐在し、中国人スタッフとともに管理しており、その他にも協力工場があります。われわれが欲しい工場は規模の大小よりも、アイテムに特化した専門性のある工場を重要視しています。
ー今後の社長業は
本社は大阪府箕面市ですが、私は自分の席(社長室)を作らない方針です。それは、常に全国のお客様まわりをし、会社で一番の営業マンになることです。この1月で40歳、これから10年単位のスパンで、最適なタイミングとバランスを意識した経営をやり続けたい。

 

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