ウンナナクール渋谷パルコ店好発進/顧客との接点を多面的に模索

下着専門店ウンナナクール渋谷パルコ店が11月22日のグランドオープン後も好調に推移している。店頭では「女子への応援メッセージ」として作家の川上未映子さんの手紙を店の壁面に出し、その応援メッセージをそのままショップコンセプトにして店舗と顧客との間でコミューン(共同体)を作り出す、新しい顧客関係作りに乗り出している。
2019年4月15日にはアートディレクター千原徹也さんと川上未映子さんとのトークショーを開催し、顧客とふれあう関係を、店の外に飛び出して行う共感イベントを行った。
このウンナナクール渋谷パルコ店は、2017年福岡天神地下街店からスタートしたリブランディングの延長にある新業態店舗として位置づけている。新業態は、それまでの他店舗展開を地方都市や郊外型モールまで広げてきた点を修正し、店舗立地条件を大都市に限定した。それに合わせて2017年以降、郊外型店舗は閉店している。
また、顧客との接点も、従来からの明るい元気な女の子をターゲットにすることに変わりないが、その手法が変わった。ターゲットである女性たちに、もっと近づき、互いに共感共鳴しあえるように、自分たちの世界観を分かち合えるメッセージを発信し、店舗を通じた消費者との関係作りを目指している。
今シーズン好調な背景には、これまでのリブランディングの延長に新しく販売しているブラジャーがヒットしていることもある。2019年9月13日に新発売したノンワイヤーの「364ブラ」はシンプルで脇高設計。肌側は伸びの良いレーヨン綿混素材を使用し、特別な1日を除いて1年364日着用してもらいたいという願いが込められたブラジャー。価格は税別2800円でM、L、LLサイズ展開。カラーは7色でアウタートレンドのシーズンカラー3色と定番カラー4色で展開する。
これが、9月に発売されて大ヒットし、すぐにシーズンカラーのイエロー、グリーンが欠品し、すぐに定番のグレー、ブラックも欠品した。12月段階では、追加生産した商品が店頭に間に合わず供給が追いついていない。ウンナナクールは同じ世界観を共有する仲間作りで、新しい店と顧客の関係作りを目指している。

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