50年目の新しい渋谷パルコ/11月22日グランドオープン/世界に発信する次世代型商業施設に

渋谷パルコが11月22日グランドオープンする。渋谷では駅中心に再開発が進むな中で、駅から少し離れ丘に上がる途中にあるパルコは、かつて若者文化を発信するビルとして1973年のオープンから存在感を放ってきた。そのパルコが2015年12月に都市再生特別地区の決定を受け、市街地開発事業として建て替え計画を進め、50年ぶりに進化してオープンした。
商業施設渋谷パルコは総投資額約200億円、年間テナント売上高目標約214億円、商業施設面積約4万2000㎡で地下1階から地上9階(一部10階あり)、店舗数193店舗となる。商業施設を除くビル全体は地下3階から地上19階建てのオフィスフロアとなる。
ビルのコンセプトは「世界へ発信する唯一無二の次世代型商業施設」でニーズを満たすのはなく、ニーズを創造し、新しい消費提案・価値観を提供する場としている。ターゲットはノンエイジ、ジェンダーレス、コスモポリタンで特定の年齢層や性別に絞るのではなく、感性で消費する都市生活者が世界中から訪れる商業施設を目指している。   (ナカシブ通り)
テナントは①ファッション、②アート&カルチャー、③エンターティメント、④フード、⑤テクノロジーといった5つの構成要素で個性あふれる193店舗が入店した。ファッションは企業やブランド規模の大小ではなく面白く独創性がありエッジが効いているかで東京の様々なジャンルから集め101の個性的な店が揃う。
1階にはグッチ、ロエベなど、2階はコムデギャルソンホーム、イッセイミヤケシブヤなど。3階、4階の一部にパルコ編集型売場を新しくできた。3階は初出店3店舗を含む8店舗、4階は初出店1店舗を含む4店舗が集合レジ、共通フィッティングルームを設け次世代のファッションデザイナーやブランドのインキュベーションを目的にした売場となる。
アート&カルチャーはギャラリー機能を備えたショップが9店舗オープンし、食や文房具など多岐にわたる情報を発信する。1階ではフードエッセイスト平野紗季子によるヒラノ・フードサービスや8階の日刊イトイ新聞による展覧会「アッコちゃんとイトイ」など。エンターティメントはパルコ文化発信の中心となる「パルコ劇場」が636席でオープンする。フードは全37店舗の多彩なメニューが揃う。テクノロジーは快適でストレスのない買い物体験ができるように、商品、購買、閲覧データなどをAIが分析することで接客や店舗案内のサポートを行う。
下着、靴下テナントは婦人下着のウンナナクールがかつて出店していた渋谷パルコ4階に再び戻ってきた。この店は2017年福岡天神地下街店からリブランディングを開始し、この店で店舗総数が50店舗となる。売場面積約10坪で販売員3~4人体制。作家の川上未映子さんとコラボし女の子への応援メッセージを店舗に文章で手紙風に表現し、商品以外の発信にも力を入れている。
同じ4階には靴下専門店マルコモンドが初出店した。クリエーターが発信するアートな靴下はすべて奈良産地などで作られた日本製で、プリントも山形の染工所を使い、繊細なカラーやデザイン表現にこだわる。                                             また、地下1階にはメンズインナーメーカープロビジョンが運営するヒップショップが新業態でオープンした。メンズのボクサーパンツが専門ショップだが、オリジナルデザインが魅力で毎月変わる平台に並ぶ商品が常にシーズンを先取りした人気アイテムとなっている。

 

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